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子宮頸部異形性と円錐切除にまつわる日記

*子宮頚がん疑陽性の発覚から手術前日まで

1.人間ドッグ(子宮頚ガン検診)の結果が送られてきた

2007年12月19日

郵送されてきた人間ドッグの詳細結果に、なにやら「紹介状」なんていうものがついてきた。

子宮頚がん検査(綿棒でぬぐった細胞診)の結果が「疑陽性(クラス3a)」なので、どこかの病院で再検査して来いってことらしい。

三年か四年か前の婦人科検診でも一回同じこと言われたなあ。

「擬陽性」って最初見たとき、読んで字のごとくだと「陽性を疑う」なわけで、イコール「がんの可能性を疑う」ってことなのかしら!?

とドッキリしたけど、説明聞いたら実際のところ別にそうではなかった。

なんだかややこしいんだけど、「これからガンになる可能性のある細胞が存在する疑い」みたいなことだったはず。

確か、「生理周期等でおりものが多いときに疑陽性と出てしまう場合もある」って、そのときのお医者さんからは言われた。

なのでぜんぜん気にしなかったし再検査も受けず、一年後の同じ検診でも「疑い」が消えていた(クラス2)ため、

それ以降はすっかり忘却の彼方の出来事だった。

どうなんだろうコレ、2回目の「疑」陽性で気になることは気になるけど、再検査は会社の補助も下りない実費だし、

行くのはお金&時間の無駄かなあ??

調べたところ、子宮頸がんはHPV感染が原因でなるケースが多く、性交人数が多いとか性交開始年齢が低いとかだとリスクが高まるって。

(※処女でも、配偶者としか経験がない人でも、なる人はいる)

正直、10代後半頃は多少患部?を酷使したかもしれないけど、30過ぎてからはぜんぜんそんなこともないわけだし、

前回みたいに何かの間違いじゃないのかなあ??

うーん、再検査、一応行っとくべきなのか、放っといていいのか。 …実際ヒマないし、放っとくんだろうなあ。

とりあえず、HPVがベリー系の成分に弱いという情報を仕入れたので、ブルーベリーを毎日食べてみることにしよう。

2.子宮頚部異形成の組織診

2008年01月07日

午後からM病院女性腫瘍科に行った。

年末に予約してあって、(たぶん)副院長に診てもらった。

院長は雑誌とかで有名な人で、そのせいか待合室に行列ができていた。

HPの医師紹介文からも伝わったけど、子宮頸がんに熱い人で、かなり丁寧に図解で説明を受けた。

そのあと例の台に上り、クスコ入れられて子宮頸部に酢酸を塗り、

色が変わったところをコルポ(子宮)スコープで目視しながらブチっと取って(検査に出す)ていうのをやった。

常日頃はタンポンしか出入りのない箱入り娘なので緊張した。

最後にハンカチ大のガーゼをムギュムギュ詰められて、ヒ~と思った。

着替えて、色の変わり様はどうでした?ってお医者さんに聞こうかと思ったけど

なんとなく、いいや、と思い直しそそくさと退散。

会計行ったら「六千円になります」と言われて目を見張る(HIV検査より高い!)

来るとき地下鉄の回数券を買ったのが災いして現金が足りなかった。

予約が入ってれば次回でもいいってことだったので

予約を入れて四千円だけ払って帰った。

3.フラグがたった

2008年01月28日

昼に退社して病院へ。

前回そうでもなかったので油断してたけど、結構待たされたな今回。

でもまあ30~40分か。

私の前の人も私と同じ2時に同じ先生に予約入れたみたいで、2時20分くらいから随分そわそわしてた。

いまどき珍しいピンクハウス的なワンピースにGジャンにビトンのバッグの、金茶髪前下がりボブカットの

レインボーアイシャドーで綺麗にお化粧した、香水のいい匂いがする人だった。

そして中途半端な日本語を喋るアングロサクソン男(仮称トム)同伴だった。

その人が診察室から出てきたとき、トムに「これから検査受けなきゃならないからまだ終わらないんだって」

というようなことを説明していた。

私の番が来て、検査の結果を聞いた。

クラスⅢaに違いないけど4個取った細胞のうち1個が中等度異形成、1個が微妙に高度異形成。

私の場合、ここのところクラス2だったけれども数年前にも擬陽性3aが出てる経緯から考えて

勝手によくなる可能性は低いと思うので手術どうですか、みたいなことだった。

聞けば、高周波ナントカで切除と止血が同時にできることから予後の肉付き?

の回復も望めるんだそうで、2ヶ月以降は妊娠してもいいっていうか、

流産しやすくなるリスクとかもあんまりないらしい。

日帰りで、カテゴリー的に「小手術」で、しかも全身麻酔するから痛いもへったくれもないって。

予約なんだよねそれ、と思って聞いたらやっぱり2ヶ月先までビッシリで

実はさっきのピンクハウスさんも予約入れた人らしい。

で、一応手術なので事前に血液検査とかあるらしく、それをやりに行ったのらしい。

検査は所要時間1時間ということで、次の用事に間に合わなくなっちゃう可能性があるので

土曜日に検査に行くことにして手術は直近の空いてる日に予約して御礼言って出た。

まだ間もあるし、キャンセルもできるよね、とか思いつつ。

4.手術前検査

2008年02月02日

病院に9時半過ぎに着いて、血液検査尿検査止血検査心電図撮影肺機能検査をやった。

あとなんか胸と足首にペタンて貼るやつ、あれなんだっけ。

まあとにかくそんなので、1時間くらいで終わって昼前帰宅。

5.手術前説明

2008年03月02日

早退して病院へ。

早く着いて術前検査の結果(異常なし)と当日の段取りなど聞いて20分くらいで終了。

術後は2週間後に一回検査、その後は1ヶ月、その後は3ヶ月後とかいう話で

それほど影響はなさそう。

完治するのに8週前後って言ってた。

あと切除したものを検査して何もなければ晴れてシロな人。

6.子宮頚部円錐切除日帰り手術前日

2008年03月27日

私の実家の入り口の左右にあったオンコの木の実の種は抗がん剤の素なのらしい。

食べると下痢するちょっとした毒なんだけど、毒を以って毒を制すってことなのかな。

ハリーポッターで毒薬を操る先生(名前忘れた)が猛毒だって言ってたそうな。

そんなわきゃあない、よく食べてたし。

緊張で腸の蠕動が微弱になっているのかもしれず、一個もウンコ出してないため

SPA!読みながらトイレで40分ほど座ってみた。ものの、自然な便意は訪れず。

術前浣腸はやる病院とやらない病院があり、たぶんやらないと腸に圧迫されて膣を広げ難いとか

何かの拍子で出ちゃうと細菌感染がとか、いささか弊害がある気がするのでやや動揺。

日帰り円錐切除手術

手術後

出血の終わりと保険給付など

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